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田舎者のオタク女のブログ。
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    美南
    年齢:
    41
    性別:
    女性
    誕生日:
    1983/01/04
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    アニメ・漫画・ゲームが好きです。
    声優さんが好きです。
    でも今はSoundHorizonが大好きです。
    更新は亀より遅いです。
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    おん・すてーじ真夜中の弥次さん喜多さん 大阪千秋楽公演

    今年一発目の観劇におん・すてーじ真夜中の弥次さん喜多さんを観てきました。
    見てすぐに感想書こうと思ったのにすでに1週間過ぎているこの体たらく・・・。
    そしてこのブログ2度目です。ええついさっき1時間以上かけて記憶を掘り起こしながら書いていた感想が勝手にページバックしたPCのせいで消えたのです・・・。
    来週ニコニコで配信見てから書こうかと思ったんですけどもそうこうしてるうちに書くの忘れそうなのでとりあえずざっとだけでも記しておきます。
    くそ長ったらしく書いてて読みづれえなって思ってたのである意味よかったかもしれない・・・各役者さんの感想とかはまた別に書きたい・・・。

    あらすじは弥次さんと喜多さんのホモカップルが喜多さんのヤク中を治すためにりやるの感じられないお江戸を飛び出してお伊勢参りに向かうがその道中でさまざまな不思議な体験をするといった感じです。
    原作はしりあがり寿さんの漫画ですが一般的にはクドカンの映画が有名ですかね。
    大筋は映画と同じでしたけどオリジナルキャラを出したりなんだりで舞台版独自の味を出してたと思います。
    上演前から前説と称して添乗員役の田代君が出てきて観客に波の音をやってもらうから練習しましょうとか客席通路を走り抜ける時に手を出してもらうから練習しましょうとかあって(千秋楽だったし楽しすぎてまさかのアンコールが起きた)始まる前なんだけどあれこれもう芝居始まってる?というようなあやふやな感じにさせられました。

    このあやふやさはずっと続いていて劇中にふりだしマットというアイテムが登場して、これを踏むと旅のはじまり(物語の冒頭?)にもどってしまうというものなんですが最初が東京公演の会場であるGロッソから始まってふりだしマットを踏んでしまうんですね。(このへんうまく説明できないんですが思いっきり旅の途中?って感じだったんで東京公演の初日の演出がどうだったのかが気になる)
    そこからお江戸にもどってお伊勢さんにむかって出発となるんですが、このマットをちょいちょい踏んでしまってふりだしに戻ってしまう。
    そのふりだしの場所というのが大阪公演の会場のサンケイホールブリーゼだったりで急に現実に引き戻されるというか私たち何を観せられているんだっけ?という感覚になるというか・・・登場人物たちも何が現実で何が嘘か分からないって状態のキャラが多々いるけどそれを見てる私たち自身も物語の装置になっているのでは?という場面が多々あったりしまして。
    喜多さんが時々たくさんの目に見られている気がすると言ったり、波の音を観客が演じたり通路を使った演出をふんだんに盛り込んだり(個人的に今まで見た舞台の中でもトップクラスに客席使ってたと思う)。
    基本的に演劇というのは物語という虚構の世界で私たち観客のいる客席と舞台上の登場人物たちの間には明確な境界線があるはずなのにそれがいつの間にか溶け出してごちゃまぜになって私たちも虚構の中にいるのか?なにが現実でなにが虚構なんだ?というわけのわからない感覚に放り込まれた感じになりました。
    この辺の観客巻き込み型の演出はサンホラに通ずるところがあるなーと思います。

    最終的になんやかやあって(映画見たことある人は大体わかるはずなんで割愛)話がまとまりかけたところでまたマットを踏んでしまってブリーゼに戻ってしまうのですが、つまり二人の旅は終わらないんですよね。
    観たときはこりゃ続編あるかなーとかのんきに思ってたんですがこれ考えようによっては二人はいまだに現実と幻覚の間をさまよっていて永遠に二人の旅は終わらないのでは・・・?とふと思いいたってちょっとぞっとしました。弥次さんはそもそもヤクをやってないし喜多さんはヤクを赤べこの中に入れて封印してたんで大丈夫だとは思いますが。でもそもそも全部喜多さんの幻覚の可能性もある・・・?
    なんだか不思議なエンターテイメントを観た気がします。
    何がリアルだ虚構だとあるけども根底にあるテーマは愛なんですよね。色んな愛の形があるという。
    弥次さんが喜多さんに殺されてなお喜多さんを愛するというのはまさに無償の愛だと感じました。
    喜多さんも弥次さんのそういう懐の広さに惚れたんですかね。


    まあそんな感じで新年からいいものを見せていただきました。
    ほんと書ききれないくらい小ネタとかあったし、基本演劇ではアンサンブルやアンダーを置くのにこの舞台ではそれが一切なく弥次喜多の二人以外が本役以外の役をいくつもやったりしてて一粒で二度おいしいところが観れたのでとてもお得な気持ちになりました。
    ニコニコで3月末くらいまでネチケ販売してますしDVDも5月末に出るんで今回見れなかった人にはぜひ観てほしいです。
    ただ、あのリアルと虚構がごちゃまぜになる感覚は生で見たことでしか得られなかったと思うのでちょっと無理をしましたが観に行ってよかったです。こういう時にやっぱり舞台は生に限ると思うのですよ・・・。

    ところでツイッターで散々騒ぎましたが私今回なんと最前列のチケットをゲットしまして。
    ブリーゼって今回で多分2度目なんだけど前の時は後方の席だったんで気づかなかったんだけどけっこう狭いんですね・・・舞台と客席が1mあるかないかくらいしか離れてなくて驚愕しました。
    最前だったおかげで色んな表情もじっくり見ることができましたし、まさに舞台と客席の境目が溶け出す感覚を体感できたんですけども、やっぱり全体を見るには向かないなーと感じました
    真ん中よりだったんで舞台中央を見ると両端がちゃんと見えないし必然的に見上げる形になるから首も痛いしでけっこう大変でした。
    ライブとかならともかく観劇ならばまあたまーにでいいかなあ。

    次回観劇はまだ私のスケジュールがあやふやでチケット取れてないんですが深津絵里・中村七之助共演のETERNAL CHIKAMATSU・・・になればいいなあ。
    それか3月のNODA・MAPの逆鱗のはず・・・これもチケット取り損なって当日券ねらいですのでなんとも。
    4月の劇団☆新感線の乱鶯はちょっと合わない予感がするので悩み中です。
    今年は何本お芝居が見られるだろうか―。
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