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田舎者のオタク女のブログ。
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    性別:
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    1983/01/04
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    アニメ・漫画・ゲームが好きです。
    声優さんが好きです。
    でも今はSoundHorizonが大好きです。
    更新は亀より遅いです。
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    舞台PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 5/6マチネ雑感

    令和最初のブログですねこんばんわ。
    今日は令和最初の観劇としてサイコパス Virtue and Viceをマチネで観てきました。
    ちなみに今年最初にして平成最後の観劇は新感線の偽義経冥界唄でした。
    感想?えぇ書いてないですね・・・大変面白かったです。

    本日大千秋楽だったということでネタバレ配慮せずにそのまま書きます。
    前提として私はサイコパスはアニメはすべて視聴済み、ゲームは未プレイ(Switchに移植してほしい)ノベライズは深見さんの書いた本は1冊を除いて読了済みのサイコパスファンというよりはサイコパスを一番面白く書けるのは深見さんだと信じて疑わない深見真ファンです。
    しかし難しいことはあまり理解できないトリ頭であることが今回の観劇で露見してしまった・・・用語が難しい。

    公演が始まる前、私はツイッターでフォロワーさんに言いました。
    「深見さんは突然ヒロインを殺したりするから誰かしら死ぬのは覚悟しておいたほうがいいかもしれない」と。
    まさか登場人物が主人公も含めてほぼ全員死ぬとはね!!!!!1人しか生き残ってないよ!!!!しかも生き残ってよかったね感が少しもない!!!!
    前半の3係わちゃわちゃで3係のメンバーに愛着をもたせておいてからの後半の怒涛の殉職祭りですよ・・・しかも3係のムードメーカーである井口から殉職させるという念の入れよう・・・そういうとこですよ深見さん・・・。

    今回の話をざっくりいうとヒューマニストってテロリストがサイコハザードをしかけてきてそこに中国語の部屋とか哲学的ゾンビとかいろいろな謎がからんできて最終的に監視官だと思ってた主人公は実はシビュラによって記憶を改ざんされた潜在犯で相棒だと思ってた監視官もシビュラによって犯罪係数を改ざんされた執行官でテロリストに加担していた裏切り者で全てはシビュらシステムの掌の上でしたっていう救いはどこにあるんだ・・・っていう話なんですね。
    アニメも救いがないといえばないけど朱がシビュラシステムに抗うことで違った未来があるのではないかっていう一筋の光明(それが人類にとって幸福かはまた別の話)があると思うんだけどこの舞台版はそういうのない。ちっともない。
    なんていうのかシビュラの醜悪さを露見させることに特化させた作品だと思った。
    もう終わっちゃったので勧めようがないんだけど舞台はいいやーって思ってる人もたくさんいたと思うんだけどこれってサイコパスという作品を語るうえでかなり重要な作品だと思うので可能ならBDなりDVDを買って観てほしいんだよね。発売日が3期放送中というのも仕組まれてるとしか思えないわけですが。

    正直なところ哲学とか小難しいことが多くて考えてたら次々話が進んでいくもんだから話の内容をほとんど理解できてないんですね。
    なので感想らしい感想っていうとめちゃくちゃ上質な地獄が繰り広げられていたっていうふわっとしたものしかないという・・・。
    とりあえず気になってるところだけ書き出すと

    ・時系列
    はっきり明言されていないので明確にここと言えないけど目白分析官が家族をヘルメット事件の暴動で亡くした話をしているのと大城のお父さんが海外がからんだヤマに関わって死んだと言っていて恐らくこのヤマは劇場版冒頭のシーアンから密入国してきたテロリストに関わることではないかと思うので多分劇場版よりは後。
    ただ嘉納の犯罪係数改ざんの技術がシーアンの軍人の犯罪係数改ざんのテストケースだったとすると計算が合わなくなるんだなあ・・・あんな大規模な改ざんだったら実行する前に国内でテストしてるはず。
    ついでに言うとエピローグで朱と局長が過去にあった話みたいな感じでヒューマニスト事件を話してるからcase1よりは前かなあ・・・って感じ。このへんもしもノベライズが出たらはっきりするかもしれない。

    ・九泉の過去
    これはなにもわからない。劇中で明かされたのは監視官になった初日に潜在犯になった母親を殺したという記憶を植え付けられた潜在犯ということだけ。
    本当に九泉晴人という名前なのか、なぜ・いつから潜在犯なのか、厳しい母親は実在していたのか、まるでなにもわからない。
    自分が何者かわからない、部下の死、相棒の裏切り、それだけのことが一気にきたらそりゃあ色相も濁るわな・・・ただ感想を検索していた時にラストで2人とも本当に300超えていたのか?シビュラに改ざんされていたのでは?っていうのを観てひえ・・・となった。

    ・3係の立ち位置
    サイコパスにおいて3係というのはどうも全滅する運命にある。
    2期でも全滅していた(正直クソの集まりって感じだったのでザマァ感はある)
    ただ、どうも他にも全滅していたことがあるっぽい(ちょいちょいつぶやいてる人がいたので)
    もしもシビュラが今回の人口監視官の実験で3係を全滅させるところまで織り込み済みだったとしたら、ひょっとしたら3係というのはなにか事が起こった時に全滅させてもいい部署だったりするのでは・・・と。

    ・嘉納がどこまで知っていたのか
    記憶を改ざんされていた九泉と違って嘉納は犯罪係数を改ざんされていただけ。
    今回シビュラの正体は劇中では明かされていないんだけど嘉納はそれを知っていたのかどうなのか。
    知らなかったとしてどういう風に説明を受けていたのだろう。

    ・目白分析官のその後
    知りすぎたとして嘉納に暗殺されかけて生還した目白分析官。
    その後公安局に復帰したのかどうか分からないんだけど、シビュラの企てに肉薄した目白分析官を果たしてシビュラが放っておくだろうか。
    ラストのあれがガス室送りになったとかそういう暗喩だったらどうしよう

    他にも色々ある気がするんだけどどうにもまとまらない。
    BDは買うつもりなんで見たらまた考えようかね。
    それにしても最後ドミネーターで相撃ちになって死んだ2人だけど、あれはシビュラからの死刑宣告に他ならないわけで、これが狡噛や朱なら別の道を探すところだと思うんだけど結局シビュラに殉じることを選んでしまったわけだね・・・。
    断じて腐的な意味ではないんだけど今思えばあれは一種の心中だったのでは?って思えてきた。

    あ、気になることといえば朱は今回のことを知っているんだろうか。ヒューマニストの1件で3係が壊滅したって認識のようだから恐らく人口監視官とかシビュラが関わってることとか知らないんだと思うんだけど知ったら怒り狂うなんてもんじゃないよな・・・。
    シビュラもそこまであほじゃないからその辺は黙ってるだろう多分。

    まあなんですかね、やっぱりサイコパスを一番面白く書けるのは深見さんだなって思ったね!!
    アクションゴリゴリでめっちゃ楽しかったー話の内容は地獄だけど。
    ところで3期は新キャラが主人公というのが発表されているけれど、この2人のどちらかが人口監視官ではないという保証はどこにもないんだよね・・・。
    3期楽しみですね!!




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