夏休みに映画なんて観に行くもんじゃねえ・・・。
そんなわけでるろ剣観てきました。
前作からもう2年ですってよ、早いですね。
アクション映画としては申し分ない出来で役者さんもみんなよかった。
神木くんはほんと宗次郎だったよーちょっと足らんかなって思ったところもあったけど。
あと翁の筋肉すばらしかった。
ただまあ不満点はちょいちょいある。
以下ちょっとネタバレです。
ブログ放置してるあいだになんか仕様が変わって記事の畳み方が分からんので改行します。
不満点というか原作との相違点なんですが、操が京都弁になってたのがまず気になった。
京都育ちなので本来は京都弁を話すのが政界ではあるんだけど原作でもアニメでも標準語だったのでそっちに慣れてしまってどうにも違和感が・・・。
それから今作における蒼紫の扱いというか立ち位置。
前作で蒼紫を排除したためになぜ蒼紫が最強=剣心を倒すということに固執するのかっていう理由付けがかなりやっつけになってしまった感があった。
前作で御庭番のエピソードをそのままやると2時間やそこらでは収まらなかっただろうから削ったのは分かるんだけど今作見ちゃうとやっぱ多少無理矢理でも蒼紫を出しておくべきだったと思う。
あれじゃただの剣心ストーカーやで・・・。
で、そうなると操が剣心に蒼紫のことを語るシーンが無くなる訳で、操がなんでそんなに蒼紫を慕ってるのかってのも伝わらなくなってたのが残念。
削ったと言えば左之助と和尚のエピソードがなかったんだけども左之助はどうやって二重の極みを会得するんだろうか・・・そこ削ったらあかんやろ。
で、今作のラストは京都大火だったんだけどもどういうわけかここからオリジナル展開になって薫がさらわれてそれを追った剣心が船まで追いかけて戦闘からの海に突き落とされた薫を追って海にダイブからの浜に打ち上げられて謎の男(どう考えても師匠)に拾われたところで終了だったんだけど、薫の安否不明という・・・。
こっからどうやって原作の内容に戻すんだってことも気になるんだけど師匠って山で隠遁生活だったはずなのになんで海にいるんだ・・・潮風にやられてうねった髪の師匠なんて師匠じゃないやい。
あとこれは本編関係ないんだけど福山もやっぱ年相応に老けてんだなって思った。
細かいところでは今回全然出番のなかった鎌足がどうにも奴さんにしか見えなかったのが・・・女性がやるのはいいんだけどさすがにもうちょっと若い女性でやってほしかった・・・。
なんのかんのいいつつ後編も楽しみです。
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