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どうも相変わらずお久しぶりの美南です。
今年ももうすぐ終わりだね。
誕生日が差し迫ってきたせいかここのところ情緒不安定で、そのせいか顔には湿疹やらニキビやら出てまた化粧禁止令な感じです。
なんというか適当に化粧水ぶっ掛けててどうにかなる歳でも無いんだな・・・と痛感している次第。
なのでここのところ色々雑誌やらネットやらで基礎化粧品を調べる日々。
アトピーでも大丈夫となると中々難しい。
まずはこのかっぴらいたままの鼻の毛穴をどうにかしたい。切実に。
毛穴締める前に汚れもなんとかせんと。
ああ女って面倒臭い。
けどSoundHorizonのコンサートの追加公演に参加する予定なので、それまでにはこのニキビ面をどうにかしたい。
ここのところお芝居づいていて、2ヶ月の間に3本お芝居を見ました。
どれもこれも難しかったりなんだりで感想を書かなかったけど、簡単にでも記しておこうかな。
・シダの群れ
ヤクザの跡目争いを軸に交錯する人間模様を描いた作品・・・かな。
なんか人間関係がドロドロしてたりなんだりでテーマがよく分からなかった。
小出恵介がヤクザの組長の本妻の息子の役だったんだけど、役にあってなかったな。
ちょっと棒読みっぽかったしイマイチだったかも。
余談ですが、公演後に戯曲本購入者を対象に作・演出の岩松了さんのサインが頂けるというので参加しました。
すんげードキドキしたー。
実は作中のあるキャラと苗字が一緒だったんだけど、名前を言ったら「あれ、○○と同じ名前だね」って話しかけてもらってちょっと会話出来て嬉しかったなぁ。
あと、劇場から出る小出恵介を見たんだけど、それを追いかけてお嬢さん方が車道に出てまでタクシーを追いかけていったのにはちょっと引いた。
・じゃじゃ馬馴らし
オールメールシェイクスピアシリーズです。
街一番の癇癪持ちのじゃじゃ馬娘をお金目的で嫁にした男が少々荒っぽい手段で従順で貞淑な妻に仕立てていく、というお話。
台詞の応酬に次ぐ応酬で正直耳に入ったそばから流れていきました。
なんせシェイクスピアって台詞回しが大仰ですからね。
その上早口の長台詞だから理解が追いつかない。
市川亀治郎は普段女形をやってるだけあって仕草なんかは女性らしかったけど、如何せん声は男性だった。
パンフにどれだけ歌舞伎のエッセンスを取り入れられるか、と書いてあったけど、個人的には少々取り入れすぎだったかなー。
見得を切るようなところがちょっと多かったんだよね。
山本裕典目当てで行ったんだけど、やっぱところどころたどたどしいところがあったかな。
全く目をつけていなかった裕くんの従者役の田島優成さんが凄い良かったのでこれから注目していきたい。
夫に食事させてもらえなかったり、現代では到底受け入れられない方法で従順な妻として調教されたキャタリーナが合同結婚式で従順な妻とは何かを大演説するんだけど、
それを聞き終わった後にキャタリーナの妹のビアンカが夫となったルーセンショーに自分からキスをするところで話が終わるんだけど、これは「女は従順な生き物ではないわよ」というメッセージかなーと思った。何となく。
・TANGO
長塚圭史演出の40年前のポーランドの戯曲で森山未來主演。
堕落しきった家族に腹を立てて、かつての秩序ある生活を取り戻そうとする青年の話。
これも台詞が多い。
というかアルトゥルが勝手に吼えて空回ってるだけって感じ。
なんというか中二病をこじらせるとこうなるのかーと思った。
話はいまいち理解できなかったんだけど、吉田鋼太郎が全裸になったりピッチリもっこりなパンツを履いてて目のやり場に困った事が一番印象に残ってる。
あまりにもピッチリしすぎてて本当にビックリした。せめてトランクスだったらよかったんだけど・・。
そういえば今回、美術が串田和美さんだったんだけど、劇中で演出の長塚さんが舞台上に上がったり舞台装置を動かしたり物を投げたりと変わった事をしてたんだけど、これは串田さんの提案だったらしい。
長塚さんは演出家としてでも役者として舞台にいるんではなく、あくまで「美術」としてそこにいた。
意図はいまいち分からないんだけど、メタ的な要素・・・なのかな。第三者の視点というか。
アルトゥルの父は実験演劇に耽ってるんだけど、ある意味この芝居そのものが実験演劇だったのかも。
未來はスタイル良かったー。
もうストレートプレイでも十分に魅力を発揮できる役者になったと思った。
で、来月は堀北真希のジャンヌ・ダルクを観る予定。
金銭的に色々厳しいんでチケット手放そうかどうか悩んでるんだけど、やっぱ見に行きたいんだよねえ。
本当は同じ日にやってる大人計画が観たかったんだけど、昼公演が無いから諦めた。
来年はどれくらいお芝居見に行けるかなー。