結果。
半ズボンじゃなかったorz
なんでだよ・・・・陣内孝則版の黒田勇樹は確か半ズボンだったじゃないか。
なんかニッカボッカの裾をストレートにしましたみたいな服でした。
しかし明智と葉子の結納の偽の時の学ランがストイックで大変よろしかったのでそれで良しとします。
半ズボンのことはこの辺にしてまともな映画の感想を。
昔から佐藤嗣麻子の作品が好きだったので(しかしアンフェアが佐藤嗣麻子だったとは思わなかった)見にいったんだけどいやはや面白い!!
アクションシーンも圧巻だしギャグとシリアスのメリハリも程よい感じで最後まで飽きずに見られました。
怪人20面相の疑いを掛けられたサーカスの団員・平吉が明智小五郎の婚約者で20面相に狙われる令嬢・葉子や表向きはサーカス団のからくり制作者で裏では泥棒を生業にしている源治(字が分からん)やその泥棒仲間達の助けを借りながら本物の20面相を捕まえて自分に掛けられた疑いを晴らす為に奮闘する、というのがおおまかな粗筋。
20面相の正体は序盤でとりあえず鹿賀丈史だということになるんだけど、まぁそのままなわけが無く、それすらも20面相の変装の内の1つというのがクライマックスで判明。まぁそりゃそうだよな。
で、20面相の正体ですがもうキャスト見ただけで分かると思うんだけど、やっぱり明智でした。
なんで20面相やってるかってのはここでは省くとして、明智をああいう歪んだ野心に溢れる男として書いてるのは結構斬新だと思った。少なくとも義賊ではなかったからなぁ。
ただキャストを見ただけでは丸分かりだと思った20面相の正体だけど、中盤どういうわけか小林くんがやたら思わせぶりな事を言ったりやったりしてたのは何だったんだろう。
明智が20面相だという事には全然気付いてなかったから全く無関係なんだろうけど。多分こっちが考え過ぎだったのかな。
松たか子の葉子はとても可愛くて面白かった。なんでも「良家の子女のたしなみですから」で合気道やらヘリの操縦やらをやってのけるスーパーお嬢様。白いドレスも似合ってて本当可愛かった。
そして金城武のワンコっぷりと言ったらもう最高ですよ。
あんな可愛い金城武は初めて見た。アクションのとことかはもちろん格好良いんだけどね。
原作の方はパート2まであるし、ラストは続編があるんだろうなーって作りだったんで多分いつかやるんだろうけど、その時は明智は出ないだろうから小林少年が出張るんだろうか。
その頃にはまた奏多が育っちゃってるんではないかと妙な心配をしてみたり。
とにかく本当に面白かったです。
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