誰か嘘だと言って下さい。
メイトで漫画ごっそり買い込んだ!
私ほんとに引越しすんのかなアハハ!!
とてもじゃないけど片付かねーorz
ところで。
何度も言ってるけど私はとにかく感想を述べるというのが苦手で、感想を言えと言われれば出てくるのは「面白い」か「ふーん」か「つまらない」ってなもんで、でも心のうちにはなんか色々渦巻いてるものはあって「この面白さを色んな人に知ってもらいたい!」という気持ちがあるんだけど、それを的確に言葉にすることが出来ない。
というか、共感してもらおうとか偉そうな事を頭の隅で考えるから書けないのではないかと思うんだけど。
結果、ただ単に「面白い」とかになってしまう訳で。
だから感想を書こうとしてもうまく書けずに、結局何も書かなかった本がどれだけあるだろうか。
しかし良きものは大勢で共有すべきなので(だからそういう考えが傲慢だとry)これからはもうちょっと頑張って書いてみる。多分・・・・。
・恋のまんなか/松本ミーコハウス
ミーコさん名義では初コミックス。めでたい!(それにしても凄いPNだ)
孤独な少年二人がお互いに拠り所を見つけるって話でしょうか、端的に言えば。
とにかく暗い。苦手な人は苦手かもしれない。
内気な優等生・一之瀬がふとした切欠で不良っぽい同級生の松原への恋を本人に見破られてしまって、無理矢理関係を持たされるのだけど、2人とも形は違えど家庭に問題を抱えてて、夏休みに家出を決行し、家出の間に成長し、色々あって結ばれるという話。(私が書くと全くつまらなくなるのは何故だorz)
2人の関係は最初は松原が一之瀬を一方的に虐げて服従させるだけのものでしかなかったけれど、一之瀬は実は物凄く懐の広い人間で、無償の愛としか言えないもので松原を包み込んでいく過程がなんとも言えなかった。
心を病んだ母親の強すぎる愛情に締め付けられた一之瀬と立て続けに親に捨てられて愛情が分からなかった松原とでは精神の上での上下関係は最初から決まってたのではないかなーと思います。
書き下ろしの分まで読んでみたら、最終的には松原が一之瀬の尻に敷かれてるみたいでちょっと可愛かった。
最終話を雑誌で読んだ時は「それでいいのか?二人は幸せなのか?!」と思ったけど、一冊通して読んでみて、人の幸せなんて他人に測れるもんではないなーと思った。
ラストを読みおわったあと、無性に泣きたくなった。何故か。
行くとこまで行ってしまった一之瀬の母親も幸せになれたようだし、これで良かったんだなー。
書き下ろしの話は2人が大人になってからの話で外見が一之瀬が変わってたのと、扉がネコミミだったのとで別の読みきりが入ったのかと思いました。違ってたけど。
コミックスの口絵(表紙をめくって最初にあるカラーページ)も大人になって二人で、一之瀬の表情がたまらなく美しかった。
私はミーコさんが描く伏し目がちでちょっぴり俯きがちの男が大好きだ!!(残念ながら鳩さんの方ではあまり見れない)
それにしても鳩さん名義にしてもミーコさん名義にしても、この人は人のドロドロして生々しい感情を描き出すのがとても上手いと思う。
この作品中でも一之瀬の通う塾の講師の無遠慮で見下して侮辱するような感情が表情一つ、言葉一つとっても手に取るように分かる。
ドロドロだけが上手いんじゃなくて、感情が絡み合う様を表現するのに長けた人なんだと思う。
ルチルの方ではライトなかわいい感じのシリーズ連載をしてるから、どっちかしか知らない人はたまげるかもな。
正直なところ、私は最初に読んだのが鳩さん名義の「十七歳の寝室」だったんで、カワイイ話もいいけどリアルでシリアスな方がこの人の真骨頂なのではないかと思ってます。本人はあまりそういうの考えてないかもしれないけど。
次のコミックはルチルのほうが出ると思うんで楽しみです。1月売りのルチルで最終話だからコミックが出るのは春頃?
早く出ないかなー。
・きのう何食べた?2巻/よしながふみ
何を取っても志乃さんの年齢にびっくりした。
私もシロさんが思ってたくらいの年齢なんだとばっかり・・・・。
そしてシロさんのお父さんがガンになった話。
いま、身内にガンを患っている人がいるのでちょっとウッとなった。
病気をしたのが母親ではなく父親の方で良かったと思った自分が人でなしなのでは、とシロさんが悩んでたけど、それって当たり前なのでは?
佳代子さんが言ってる経済力や日々の世話の事云々を抜きにしても、下品な言い方になるけどただ種をまいただけの父親よりも自分を産んでくれた母親が病気にならなくて良かったと思うのは普通の事じゃないかと個人的には思います。
あーでもこれは父親との関係が良好か劣悪かにもよるのかな。うちは完璧に後者だ・・・。
1巻を読んだ時はケンジが嫉妬深くてちょっと鬱陶しくて、シロさんは何でケンジがいいんだと思ったものだけど、二人の馴れ初めとか読んでこの2人はちゃんと思いあってるんだなーと思い直した。
それから何故か2巻はレシピの部分でえらい目が滑る。
だって一つの吹き出しに入るセリフがデスノの後半並みなんだぜ・・・。
・ピカピカ家畜2巻/厘のミキ
幸せって・・・・・・幸せってなんなんだ・・・・・・・と、深く考えそうになった。
前作の「光」がとんでもなく鬱全開で好きだったんだけど、途中からあまりに意味不明で脱落し、気が付けば打ち切られていた経緯を考えれば、前よりは暗くないと思う・・・・・けど、アブノーマル度は確実に上がってる。
詳しい粗筋はネットでも参考してもらうとして、主人公・磨羽の弟が出てきたんだけど、その弟・継羽は精神だけ変な世界にいるみたいな感じで現実では5歳の時から意識不明なもんだから、その変な世界で妙な方向に成長してしまったようで凄く残酷。
でも姉への愛は人一倍強くて執着心も強い。とにかく色々危険。
その継羽の友達が二河くんといって磨羽の同級生で磨羽が変な世界に来てしまったときに一緒に来てしまっていたようなのだけど、この子も変。
生まれてすぐに捨てられて施設やら親戚やらをたらい回しにされる事、実に54回のおかげで転校が多くて、友達も満足に作れなかった。
その過去が影響してか「友達」という関係にやたら執着して、友達だというのに使われることに至福を覚えていて、はっきり継羽から使い勝手のいい友達でいてくれと言われてるのに泣いて喜んでいるという・・・・・。
こういう関係は確かに好物なんだけど、お前それは間違ってるぞ!!と揺さぶりたくなった。
まあでも面白かったので次巻も楽しみだ。
・トラッシュカン/古張乃梨
生きてる間にコミックスがもう1度発行される事があるとは思わなかった。しかも一度の延期もなしで。
僥倖だ・・・・・神様感謝します。生きてて良かった。
一応書いておきますが古張乃梨=藍川さとるです。
恐らくウイングスをかじった者なら誰でも1度ははまったであろう(と、勝手に思っている)御方です。
長らく断筆されてたけど今年の頭くらいからまた作品が載るようになって凄く嬉しかった。
ほぼ全部読んだ事のある作品で嬉しくて嬉しくて堪らなかった。
トラッシュカン=ゴミ箱というタイトルのセンスも、らしくて良い。
久しぶりに「告白ごっこ。」を読んで、あー私のセーラー服狂いの原体験はこれだったんだなーと納得した。
この方の描く制服の少女たちは実にいい。
とにかく嬉しいの一言につきる一冊でした。
ただ・・・・カバーの既刊のところで、飛行少年がひっそり無かった事にされてるのだけは何とも言えなかったorz
・COPPERS1巻/オノ・ナツメ
人が多い・・・・・・。
まずキャラを把握するところから始めねば。
・3月のライオン2巻/羽海野チカ
好みのメガネktkr!!!!
なんだあの儚げで虚無な感じ!成長止まってる感じなのも素晴らしくイイ!!たまらん!!早く本編に絡んできてー!!
とまあ、萌え語りはこのくらいにしてまともな感想をば。
この本の影響で最近ちょいちょいネット将棋をしてたのですが、どうしてもルールが把握しきれずうんうん言ってたんだけど、今回の二海堂の絵本のおかげでようやく歩がと金になる理由が分かりました。
あれ凄く分かりやすいぞ!是非とも受注生産で作っていただきたい。
零は周りの人が優しいのを自分には勿体無いと思ってそうだなー。その優しさには分不相応とか考えてそう。
そして香子は全く好きになれそうにないんだけど、自分の情夫(後藤とは普通の恋人関係とは到底思えない)が負わせた傷を心配したり、マフラーを巻き直してあげたりしてる、あれが香子の本質だと思いたい。
しかし零は本当に香子が好きなのだろうか・・・。
以下未読
・黒薔薇アリス1巻/水城せとな
・さらい屋五葉5巻/オノ・ナツメ
・未来日記7巻/えすのサカエ
そして今日のイノラブ。
究極の三角関係だ・・・完全に一方通行でループ。
と、思ったんだけど昴が聖香を受け入れちゃったー!?
どうなるんだろう、これから・・・・。
マモの入籍&パパになる報告には正直読んでた本を取り落とすくらいには驚愕したんだけど、(あの前振りの硬さからもしやとは思っていたけれど)声優の結婚は隠すのが当たり前的な風潮な昨今、潔く報告したのは凄いと思う。
結婚したから芝居が下手になる訳じゃなし、ファンが減ったからって仕事が来なくなる訳でもなし(いや、これはやっぱ影響するのか?)別に隠す必要なんてないと私は思います。
これから色々言われるだろうけど、気にせずに活動していってほしいです。
差し当たってラジオでの報告は早ければ明日のゴチャまぜで有りそうなので(でもあの番組どうやら録音っぽいから無いかなぁ)明日は忘れずに聞かないと。
何はともあれ、結婚おめでとうございます!良い夫&パパになって下さい!君ならなれる!!
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